29AM58第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)

不眠がみられにくいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

内分泌疾患と不眠の関係を問う問題です。

代謝や交感神経の活動が亢進する疾患では不眠が起こりやすく、低下する疾患では起こりにくいと考えます。

解説

**アジソン病(慢性副腎皮質機能低下症)**では、コルチゾールとアルドステロンが不足し、易疲労、脱力、食欲不振、体重減少、低血圧、色素沈着がみられます。全身の活動性が低下する方向であり、不眠は目立ちません。したがって不眠がみられにくい疾患として選ばれます。

褐色細胞腫では、カテコールアミンの過剰により交感神経が強く刺激され、発作性高血圧、動悸、頭痛、発汗、不安感が生じ、不眠を伴いやすくなります。

クッシング症候群では、コルチゾールの過剰により精神症状(不安、抑うつ、興奮)が現れ、不眠も生じやすくなります。

バセドウ病では、甲状腺ホルモンの過剰により代謝と交感神経活動が亢進し、動悸、発汗、体重減少、いらいら、不眠がみられます。

選択肢の確認

1.褐色細胞腫
誤り。カテコールアミン過剰により動悸や不安を伴い、不眠が生じやすくなります。

2.アジソン病
正しい。活動性が低下する疾患であり、不眠は目立ちません。

3.クッシング症候群
誤り。コルチゾール過剰により精神症状や不眠が生じやすくなります。

4.バセドウ病
誤り。代謝亢進により不眠が生じやすくなります。

覚えるポイント

  • アジソン病=易疲労、低血圧、低血糖、色素沈着(活動性の低下)。
  • バセドウ病・褐色細胞腫・クッシング症候群=いずれも不眠を伴いやすい。
  • 甲状腺機能低下症でも活動性が低下し、傾眠傾向がみられる。
  • ホルモンの過剰か不足かで症状の方向を予測する。
29AM5729AM59
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