29AM61第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)

呼吸器疾患について正しいのはどれか。

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

呼吸器疾患の症状と換気障害の型を横断的に問う問題です。

気胸の症状、肺線維症の換気障害、喘息死の推移、COPDの症状という四つの論点を確認します。

解説

自然気胸は、肺の一部(ブラやブレブ)が破れて空気が胸腔に漏れる病態で、突然の胸痛と呼吸困難で発症します。やせ型の若い男性に多く、患側の呼吸音減弱と打診での鼓音がみられます。したがって胸痛を伴うという記述が正しくなります。

**肺線維症(間質性肺炎)**は、肺が硬くなって広がりにくくなるため、拘束性換気障害を示します。閉塞性ではありません。乾性咳嗽、労作時呼吸困難、捻髪音、ばち指がみられます。

気管支喘息による死亡者数は、吸入ステロイド薬を中心とした治療の普及により、近年大きく減少しています。増加ではありません。

COPDの特徴は労作時の呼吸困難であり、安静時の呼吸困難は進行した段階でみられます。

選択肢の確認

1.自然気胸は胸痛を伴う。
正しい。突然の胸痛と呼吸困難で発症します。

2.肺線維症は閉塞性換気障害をきたす。
誤り。拘束性換気障害を示します。

3.気管支喘息による死亡者数は増加している。
誤り。治療の進歩により減少しています。

4.COPDは安静時の呼吸困難が特徴的である。
誤り。労作時呼吸困難が特徴です。

覚えるポイント

  • 自然気胸=やせ型の若い男性に多い、突然の胸痛と呼吸困難、患側呼吸音減弱。
  • 緊張性気胸は循環虚脱をきたす緊急事態で、直ちに医療機関への搬送が必要。
  • 肺線維症=拘束性換気障害、乾性咳嗽、捻髪音、ばち指。
  • 胸部への刺鍼では気胸を起こさないよう深刺を避ける。
29AM6029AM62
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)