29AM62|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
中心部の視野欠損や物がゆがんで見える症状が早期から出現する疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
眼疾患の症状を区別する問題です。
視野のどこが、どのように障害されるかで疾患を絞ります。
解説
加齢黄斑変性症は、網膜の中心にある黄斑が加齢に伴って障害される疾患です。黄斑は視力の最も鋭い部分であるため、早期から中心部の視野欠損(中心暗点)と、物がゆがんで見える変視症が現れます。進行すると視力が大きく低下します。喫煙が危険因子として知られています。
白内障は水晶体の混濁で、かすみ、まぶしさ、視力低下が徐々に進みます。中心部だけの欠損や変視症が早期に出るものではありません。
緑内障は、眼圧などにより視神経が障害される疾患で、周辺部から視野が欠けていくのが典型で、中心の視力は末期まで比較的保たれます。自覚症状に乏しく、進行してから気づかれることが多い疾患です。
ぶどう膜炎は虹彩、毛様体、脈絡膜の炎症で、充血、眼痛、羞明、飛蚊症、視力低下が起こります。
選択肢の確認
1.白内障
誤り。水晶体の混濁により、かすみやまぶしさ、視力低下が徐々に進みます。
2.緑内障
誤り。周辺視野から欠けていくのが典型です。
3.ぶどう膜炎
誤り。充血、眼痛、羞明、飛蚊症などが主体です。
4.加齢黄斑変性症
正しい。中心暗点と変視症が早期から現れます。
覚えるポイント
- 加齢黄斑変性症=中心暗点、変視症、喫煙が危険因子。
- 緑内障=周辺視野からの欠損、自覚症状に乏しい、失明原因の上位。
- 白内障=水晶体混濁、加齢が主因、まぶしさとかすみ。
- 急激な視力低下や視野欠損は速やかな眼科受診が必要。