29AM63|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
伝音性難聴をきたすのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
難聴の分類を問う問題です。
音を伝える部分(外耳・中耳)の障害か、音を感じる部分(内耳・神経)の障害かで分けます。
解説
伝音性難聴は、外耳から中耳までの音を伝える経路が障害されて起こる難聴です。急性中耳炎では、中耳腔に貯留液や膿がたまり鼓膜や耳小骨の振動が妨げられるため、伝音性難聴となります。滲出性中耳炎、耳垢栓塞、鼓膜穿孔、耳硬化症も伝音性難聴の原因です。
感音性難聴は、内耳(蝸牛)から聴神経、中枢に至る経路の障害によるもので、聴神経腫瘍、突発性難聴、メニエール病、老人性難聴、騒音性難聴が該当します。
鑑別には、音叉を用いたリンネ試験とウェーバー試験が用いられます。伝音性難聴では骨導が気導より良く聞こえ、患側に音が偏って聞こえます。
選択肢の確認
1.急性中耳炎
正しい。中耳腔の貯留により音の伝達が妨げられ、伝音性難聴となります。
2.聴神経腫瘍
誤り。聴神経の障害による感音性難聴です。
3.突発性難聴
誤り。内耳の障害による感音性難聴で、突然の一側性難聴として発症します。
4.メニエール病
誤り。内リンパ水腫による感音性難聴を伴います。
覚えるポイント
- 伝音性難聴=外耳・中耳の障害(耳垢栓塞、中耳炎、鼓膜穿孔、耳硬化症)。
- 感音性難聴=内耳・聴神経の障害(突発性難聴、メニエール病、聴神経腫瘍、老人性難聴、騒音性難聴)。
- 鑑別にはリンネ試験とウェーバー試験を用いる。
- 突発性難聴は早期治療が重要で、速やかな受診を勧める。