29AM65|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
院内感染と関連が深いのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
院内感染の代表的な起因菌を問う問題です。
薬剤耐性菌が院内感染で問題になることを理解しているかが決め手です。
解説
**MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)**は、多くの抗菌薬に耐性を示す黄色ブドウ球菌で、院内感染の代表的な起因菌です。抵抗力の落ちた入院患者に、医療従事者の手指や医療器具を介して伝播し、肺炎、敗血症、創部感染、腸炎などを起こします。
対策としては、手指衛生の徹底、接触予防策、器具の適切な消毒、抗菌薬の適正使用が重要です。MRSAのほか、緑膿菌、セラチア、バンコマイシン耐性腸球菌なども院内感染で問題となります。
破傷風菌は土壌中の芽胞が創傷から侵入して発症する感染症で、人から人へは感染しません。
肺炎球菌は市中肺炎の主要な原因菌であり、院内感染の代表菌ではありません。
ボツリヌス菌は食品中で産生された毒素による食中毒(ボツリヌス症)の原因で、人から人への伝播はしません。
選択肢の確認
1.破傷風菌
誤り。土壌の芽胞が創傷から侵入して発症し、人から人へは感染しません。
2.MRSA
正しい。薬剤耐性菌であり、院内感染の代表的な起因菌です。
3.肺炎球菌
誤り。市中肺炎の主要な原因菌です。
4.ボツリヌス菌
誤り。毒素による食中毒の原因で、人から人へは伝播しません。
覚えるポイント
- MRSA=院内感染の代表、接触感染で伝播、手指衛生が対策の基本。
- 院内感染で問題となる菌=MRSA、緑膿菌、セラチア、バンコマイシン耐性腸球菌。
- 標準予防策はすべての患者に対して行う基本的な感染対策。
- 施術所でも手指衛生、器具の単回使用、環境の清潔保持が重要。