29AM67|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
感染症について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
小児期にみられる感染症の特徴と感染経路を問う問題です。
別名、媒介動物、合併症、感染経路の四点を確認します。
解説
風疹は、発熱、発疹、リンパ節腫脹(特に後頸部と耳介後部)を特徴とするウイルス感染症で、麻疹より経過が短く発疹が3日程度で消えることから三日ばしかと呼ばれます。妊娠初期の感染では先天性風疹症候群(白内障、心奇形、難聴)を起こすため、予防接種が重要です。
日本脳炎は、**コガタアカイエカ(蚊)**によって媒介されるウイルス感染症です。ブタが増幅動物となります。ネズミが媒介するものではありません。
**精巣炎(睾丸炎)を合併しやすいのは流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)**です。思春期以降の男性で問題となり、ほかに髄膜炎、難聴、膵炎も合併します。水痘の合併症ではありません。
流行性耳下腺炎の感染経路は主に飛沫感染と接触感染です。空気感染するのは結核、麻疹、水痘です。
選択肢の確認
1.風疹は「三日ばしか」と言われる。
正しい。発疹が3日程度で消えることからこう呼ばれます。
2.日本脳炎はネズミの媒介によって感染する。
誤り。コガタアカイエカ(蚊)によって媒介されます。
3.水痘は精巣炎を合併しやすい。
誤り。精巣炎の合併は流行性耳下腺炎でみられます。
4.流行性耳下腺炎は空気感染する。
誤り。主に飛沫感染です。
覚えるポイント
- 風疹=三日ばしか、後頸部リンパ節腫脹、妊娠初期の感染で先天性風疹症候群。
- 麻疹=コプリック斑、二峰性発熱、空気感染。
- 流行性耳下腺炎=耳下腺腫脹、飛沫感染、合併症は精巣炎、髄膜炎、難聴。
- 日本脳炎=蚊が媒介、ブタが増幅動物。