29AM70|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
膵癌のリスクファクターでないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
膵癌の危険因子を問う問題です。
膵臓に慢性の負担をかける要因を選び、当てはまらないものを見つけます。
解説
膵癌の危険因子として確立されているものには、喫煙、糖尿病、慢性膵炎、肥満、大量飲酒、膵管内乳頭粘液性腫瘍、家族歴などがあります。
喫煙は最も確実な危険因子とされています。糖尿病は膵癌の危険因子であると同時に、膵癌によって新たに発症・悪化することもあり、双方向の関係があります。慢性膵炎では膵組織の慢性的な炎症と再生が繰り返され、発癌リスクが高まります。
これに対し高血圧は、脳血管疾患や心疾患、腎障害の危険因子として重要ですが、膵癌の危険因子としては挙げられていません。したがってこれが正答です。
膵癌は早期には症状が乏しく、腹痛、背部痛、体重減少、黄疸(膵頭部癌)が現れたときには進行していることが多い、予後不良の癌です。
選択肢の確認
1.糖尿病
誤り(危険因子である)。膵癌の危険因子であり、また膵癌により生じることもあります。
2.慢性膵炎
誤り(危険因子である)。慢性炎症を背景に発癌リスクが高まります。
3.喫煙
誤り(危険因子である)。最も確実な危険因子とされています。
4.高血圧
正しい。膵癌の危険因子としては挙げられていません。これが正答です。
覚えるポイント
- 膵癌の危険因子=喫煙、糖尿病、慢性膵炎、肥満、大量飲酒、家族歴。
- 症状=腹痛、背部痛、体重減少、黄疸(膵頭部癌)。
- 腫瘍マーカーはCA19-9。
- 早期発見が難しく予後不良で、原因不明の背部痛では鑑別に入れる。