29AM73|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
原発性サルコペニアの発症要因はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
サルコペニアの分類を問う問題です。
原発性と二次性の区別が問われています。
解説
サルコペニアは、加齢に伴って骨格筋量が減少し、筋力または身体機能が低下した状態です。
このうち原発性(一次性)サルコペニアは、加齢以外に明らかな原因がないものを指します。加齢そのものが発症要因です。
二次性サルコペニアは、加齢以外の原因によるもので、次の三つに分けられます。活動に関連するもの(廃用性萎縮、長期臥床、無重力)、栄養に関連するもの(低栄養、吸収不良)、疾患に関連するもの(悪性腫瘍、臓器不全、炎症性疾患、内分泌疾患)です。
したがって、原発性の発症要因として選ばれるのは加齢です。サルコペニアはフレイル(虚弱)の中核をなす要素であり、転倒、骨折、要介護状態につながるため、運動と適切な蛋白質摂取による予防が重要です。
選択肢の確認
1.廃用性萎縮
誤り。活動に関連する二次性サルコペニアの要因です。
2.加齢
正しい。加齢以外に原因のないものが原発性サルコペニアです。
3.低栄養
誤り。栄養に関連する二次性サルコペニアの要因です。
4.悪性腫瘍
誤り。疾患に関連する二次性サルコペニアの要因です。
覚えるポイント
- 原発性サルコペニア=加齢のみが原因。
- 二次性サルコペニア=活動(廃用)、栄養(低栄養)、疾患(悪性腫瘍など)による。
- サルコペニアはフレイルの中核であり、転倒や要介護の要因となる。
- 予防には運動(特にレジスタンス運動)と十分な蛋白質摂取が重要。