29AM75第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)

正常歩行時に若年者より高齢者で増加するのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

加齢による歩行の変化を問う問題です。

高齢者の歩行では、安定を優先した変化が起こります。何が減って何が増えるかを整理します。

解説

高齢者の歩行では、筋力低下、バランス機能の低下、関節可動域の制限、転倒への不安などから、次のような変化がみられます。

歩幅は減少し、歩行速度は低下します。歩隔(左右の足の間隔)は広くなり、支持基底面を広げて安定を保とうとします。

両脚支持期(二重支持期)の割合は増加し、片脚で支える時間が減ります。

骨盤や体幹の回旋、上肢の振りは減少します。

そして前傾姿勢増加します。脊柱の後弯や股関節の伸展制限、重心を前に置いて安定を得ようとする姿勢戦略により、前かがみの歩容になります。したがって増加するのは前傾姿勢です。

選択肢の確認

1.歩幅
誤り。加齢により減少します。

2.速度
誤り。加齢により低下します。

3.前傾姿勢
正しい。脊柱後弯や安定性の確保により増加します。

4.骨盤回旋
誤り。加齢により減少します。

覚えるポイント

  • 高齢者の歩行=歩幅減少、速度低下、歩隔増大、両脚支持期増加、前傾姿勢増加
  • 上肢の振りと体幹・骨盤の回旋は減少する。
  • これらは転倒リスクの評価にもつながる。
  • 転倒予防にはバランス訓練、下肢筋力訓練、住環境の整備が有効。
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