29AM78第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)

脳性麻痺について正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

脳性麻痺の定義に関わる基本事項を問う問題です。

「非進行性の病変による」という点が最大の要点です。

解説

脳性麻痺は、受胎から新生児期までに生じた脳の非進行性病変による、運動と姿勢の異常と定義されます。脳の病変そのものは進行しないため、麻痺が進行することはありません。したがってこの記述が正しくなります。

ただし、成長に伴って関節拘縮や脊柱・股関節の変形といった二次障害は進行しうるため、その予防が重要になります。病変は進行しないが二次障害は進行するという区別が理解の要点です。

原因には、出生前(感染、脳形成異常)、周産期(低酸素性虚血性脳症、頭蓋内出血)、新生児期(核黄疸、感染)などがありますが、進行性の疾患は含まれません。進行性の疾患は脳性麻痺とは別に扱われます。

合併症としては、知的障害、てんかん、視覚・聴覚障害、言語障害などがみられます。

骨や関節の変形は、生下時からあるものではなく、成長と異常な筋緊張の影響で後天的に生じます。

選択肢の確認

1.自閉症を合併することが多い。
誤り。合併症として多いのは知的障害やてんかんです。

2.原因に進行性の疾患が含まれる。
誤り。定義上、非進行性の病変によるものに限られます。

3.生下時より骨変形をきたしている。
誤り。変形は成長に伴って二次的に生じます。

4.麻痺が進行することはない。
正しい。脳の病変が非進行性であるため、麻痺自体は進行しません。

覚えるポイント

  • 脳性麻痺=受胎から新生児期の非進行性脳病変による運動・姿勢の異常。
  • 麻痺は進行しないが、拘縮や変形などの二次障害は進行しうる
  • 病型=痙直型(最多)、アテトーゼ型、失調型、混合型。
  • 合併症=知的障害、てんかん、視覚・聴覚障害、言語障害。
29AM7729AM79
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