29AM81|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
関節リウマチに特徴的なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
関節リウマチに特徴的な所見を問う問題です。
関節リウマチは滑膜の炎症による疾患であり、頸椎にも病変が及ぶことを理解しているかが問われます。
解説
関節リウマチでは、滑膜の慢性炎症により関節が破壊され、靱帯もゆるみます。頸椎では、環椎(第1頸椎)と軸椎(第2頸椎)をつなぐ横靱帯がゆるみ、環軸関節亜脱臼を生じることがあります。
これは重要な合併症で、進行すると頸髄が圧迫され、四肢の麻痺や、場合によっては呼吸障害を起こす危険があります。そのため、関節リウマチの患者では頸部の急な屈曲や強い操作を避ける配慮が必要です。施術時の体位や頸部の扱いにも注意します。
下垂手は橈骨神経麻痺による所見です。
反張膝は膝が過伸展位をとるもので、大腿四頭筋の筋力低下や麻痺、靱帯のゆるみなどで生じます。
内反尖足は、脳血管障害後の片麻痺などでみられる足部の変形です。
なお関節リウマチの手指の変形としては、スワンネック変形、ボタン穴変形、尺側偏位が特徴的です。
選択肢の確認
1.環軸関節亜脱臼
正しい。横靱帯のゆるみにより生じ、頸髄圧迫の危険があります。
2.下垂手
誤り。橈骨神経麻痺による所見です。
3.反張膝
誤り。筋力低下や靱帯のゆるみによる膝の過伸展です。
4.内反尖足
誤り。片麻痺などでみられる足部の変形です。
覚えるポイント
- 関節リウマチ=環軸関節亜脱臼に注意、頸部の急激な操作を避ける。
- 手指の変形=スワンネック変形、ボタン穴変形、尺側偏位。
- 特徴=朝のこわばり、多関節の対称性の腫脹と疼痛、手指の近位指節間関節と中手指節関節。
- 検査=リウマトイド因子、抗CCP抗体、骨びらん。