29AM9|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午前(科目未分類)
地域の衛生状態や生活水準の影響を最も反映しやすい母子保健統計の指標はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
母子保健統計の指標のうち、地域の衛生状態や生活水準を反映しやすいものを選ぶ問題です。
死亡の原因が、医療技術によるものか、生活環境によるものかという視点で考えます。
解説
乳児死亡率は、出生1000に対する生後1年未満の死亡数です。乳児期の死亡には、栄養状態、住環境、上下水道の整備、感染症対策、母子保健サービスの充実度など、その地域の衛生状態と生活水準が大きく影響します。そのため、地域や国の健康水準を比較する代表的な指標として国際的に用いられています。日本の乳児死亡率は世界でも最も低い水準にあります。
死産率や周産期死亡率は、母体の健康状態や産科医療の水準を反映する指標としての性格が強くなります。
妊産婦死亡率は、産科医療の水準や救急体制を反映しますが、件数自体が少ないため年ごとの変動が大きく、地域の生活水準の指標としては乳児死亡率ほど用いられません。
選択肢の確認
1.乳児死亡率
正しい。地域の衛生状態や生活水準を最も反映しやすい指標として国際比較にも用いられます。
2.死産率
誤り。母体の健康状態や産科医療の水準を反映する指標です。
3.妊産婦死亡率
誤り。産科医療の水準を反映し、件数が少なく変動が大きい指標です。
4.周産期死亡率
誤り。妊娠後期から早期新生児期を対象とし、産科・新生児医療の水準を反映します。
覚えるポイント
- 乳児死亡率=出生1000対、生後1年未満の死亡、地域の衛生・生活水準の指標。
- 新生児死亡=生後4週未満、早期新生児死亡=生後1週未満。
- 周産期死亡=妊娠満22週以後の死産+早期新生児死亡。
- 日本の乳児死亡率は世界最低水準にある。