29PM104|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
経脈病証で咽喉の症状がみられないのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
経脈病証における咽喉症状の有無を問う問題です。
咽喉を通る経脈と通らない経脈を、走行から判断します。
解説
咽喉部を通る、あるいは咽喉の症状を病証にもつ経脈は多数あります。
手の陽明大腸経は頸部を上って顔面に至り、病証に喉痺(のどの腫れと痛み)が挙げられます。
手の太陽小腸経は咽を循り、病証に嗌痛(のどの痛み)、頷の腫れが挙げられます。
足の陽明胃経も咽喉を通り、病証に喉痺が挙げられます。
これに対し、足の太陽膀胱経は目内眥から起こり、頭頂を越えて項から背部を下り、下肢後面を通って第5趾外側端に至ります。咽喉部を通らず、病証も頭痛、項背腰部の痛み、下肢の症状、目の痛み、鼻出血などが中心で、咽喉の症状は挙げられません。
選択肢の確認
1.手の陽明経脈
誤り(咽喉症状がある)。病証に喉痺が挙げられます。
2.手の太陽経脈
誤り(咽喉症状がある)。病証に嗌痛や頷の腫れが挙げられます。
3.足の陽明経脈
誤り(咽喉症状がある)。病証に喉痺が挙げられます。
4.足の太陽経脈
正しい。咽喉部を通らず、病証にも咽喉の症状は挙げられません。
覚えるポイント
- 足の太陽膀胱経=目内眥→頭頂→項背部→下肢後面→第5趾外側端。
- 病証=頭痛、項背腰部の痛み、目の痛み、鼻出血、下肢後面の症状。
- 咽喉症状は多くの経脈の病証にみられるので、通らない経脈で覚えると効率的。
- 経脈病証は走行と対応させて理解する。