29PM146|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
五臓の特徴的な症状と治療穴の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
五臓に特徴的な症状と、その臓に関わる治療穴を対応させる問題です。
症状がどの臓の失調によるものかを判断し、経穴の所属経脈と照合します。
解説
多夢は、夢を多くみて眠りが浅い状態で、心神が安定しないことによります。心は神志を主るためです。神門は手の少陰心経の原穴であり、心神を安定させる代表的な経穴です。したがってこの組合せが正しくなります。
五更泄瀉は明け方に起こる下痢で、**腎陽虚(脾腎陽虚)**によります。腎兪や命門、関元などを用います。太衝は肝経の原穴であり対応しません。
梅核気は、咽に何かが詰まった感じがするが飲食に支障のない状態で、肝気鬱結による気の停滞(気滞痰凝)です。太衝や膻中、天突などを用います。太淵は肺経の原穴であり対応しません。
陽萎は性機能の低下で、**腎虚(腎陽虚)**によることが多く、腎兪や命門、関元を用います。大陵は心包経の原穴であり対応しません。
選択肢の確認
1.五更泄瀉-太衝
誤り。五更泄瀉は腎陽虚によるもので、太衝は肝経の原穴です。
2.梅核気-太淵
誤り。梅核気は肝気鬱結によるもので、太淵は肺経の原穴です。
3.陽萎-大陵
誤り。陽萎は腎虚によることが多く、大陵は心包経の原穴です。
4.多夢-神門
正しい。多夢は心神の不安定によるもので、神門は心経の原穴です。
覚えるポイント
- 多夢・不眠・動悸=心。代表穴は神門。
- 五更泄瀉=腎陽虚(脾腎陽虚)。代表穴は命門、腎兪、関元。
- 梅核気=肝気鬱結による気滞痰凝。代表穴は太衝、膻中、天突。
- 陽萎・耳鳴り・腰膝のだるさ=腎。代表穴は太渓、腎兪、命門。