29PM165|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
鍼施術に対する患者の感受性を決定する要因はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
刺激量を決める要因と、患者側の感受性を決める要因を区別する問題です。
施術者が調節するものか、患者がもともともっている条件かで判断します。
解説
鍼施術の効果は、与えた刺激量と、それを受け取る患者側の感受性の組合せで決まります。
感受性は患者側の条件によって決まり、年齢、性別、体質、体格、栄養状態、疲労の程度、季節、そして受療経験の有無などが関与します。初めて鍼を受ける人は緊張が強く、刺激を強く感じやすい傾向があるため、刺激量を控えめにする配慮が必要です。
これに対し、刺鍼の手技、鍼体の太さ、刺激時間の長さは、いずれも施術者が調節する刺激量を決める要因です。刺激量は、鍼の太さ、刺入深度、手技の種類と強さ、刺激時間、刺鍼本数などによって決まります。
したがって、患者の感受性を決定する要因として挙げられるのは受療経験の有無です。
選択肢の確認
1.刺鍼の手技
誤り。施術者が調節する刺激量の要因です。
2.鍼体の太さ
誤り。刺激量を決める要因です。
3.受療経験の有無
正しい。患者側の条件であり、感受性を決める要因です。
4.刺激時間の長さ
誤り。刺激量を決める要因です。
覚えるポイント
- 感受性(患者側)=年齢、性別、体質、体格、栄養状態、疲労、季節、受療経験。
- 刺激量(施術者側)=鍼の太さ、深さ、手技、刺激時間、刺鍼本数。
- 初診や高齢者、虚弱な人には刺激量を控えめにする。
- 過剰刺激は脳貧血様症状(鍼あたり)の原因となる。