29PM166|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
鍼通電装置と近接使用してはならないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
鍼通電装置と他の物理療法機器の併用に関する安全管理の問題です。
電磁波による干渉が問題になるものを選びます。
解説
マイクロ波治療器は強い電磁波を発生させるため、近くで鍼通電装置を使用すると、鍼や導子が電磁波を受けて発熱したり、通電装置が誤作動を起こしたりする危険があります。そのため、マイクロ波治療器の近くでは鍼通電を行わないことが安全上の原則です。同様に、短波治療器などの高周波を用いる機器とも近接使用を避けます。
超音波は機械的振動を利用するもので、電磁波による干渉の問題は生じません。
紫外線と赤外線は光線療法であり、鍼通電装置への電磁的な干渉は問題になりません。ただし、赤外線を金属である鍼に照射すると鍼が加熱されるため、照射範囲には配慮が必要です。
そのほか、鍼通電では心臓ペースメーカーなどの植込み型機器を装着している人への実施を避けること、心臓を挟むような通電を行わないことも重要な安全管理事項です。
選択肢の確認
1.超音波
誤り。機械的振動を利用するもので、電磁的干渉の問題は生じません。
2.紫外線
誤り。光線療法であり、通電装置への干渉は問題になりません。
3.マイクロ波
正しい。強い電磁波により発熱や誤作動の危険があるため、近接使用を避けます。
4.赤外線
誤り。光線療法であり、電磁的干渉の問題は生じません。
覚えるポイント
- マイクロ波・短波などの高周波機器と鍼通電装置は近接使用しない。
- 心臓ペースメーカー装着者への鍼通電は行わない。
- 心臓を挟むような通電経路をとらない。
- 通電中は患者の状態を観察し、体動による鍼の変位に注意する。