29PM167|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
衛生的な鍼施術を行う場合、感染症対策として最も適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
鍼施術における感染対策として最も適切なものを選ぶ問題です。
手指衛生、乾燥、刺鍼手技、廃棄物処理のそれぞれについて適否を考えます。
解説
クリーン・ニードル・テクニックは、鍼を清潔に扱い、感染を起こさないようにするための一連の手技と考え方をまとめたものです。手指衛生、刺入部の消毒、鍼体に触れないこと、単回使用鍼の使用、清潔野の確保、使用済み鍼の適切な廃棄などが含まれます。感染症対策として最も適切な選択肢です。
手指洗浄は、流水と石けんによる洗浄、または擦式アルコール製剤による手指消毒が基本です。逆性石けん(塩化ベンザルコニウム)は抗菌スペクトルが限られ、これのみに頼るのは適切ではありません。
エアータオルは、乾燥時に周囲へ菌を飛散させる可能性が指摘されており、ペーパータオルによる拭き取りが望ましいとされます。
抜鍼後の消毒綿花は血液が付着している可能性があるため、感染性廃棄物として専用の容器に廃棄します。一般廃棄物としての処理は不適切です。
選択肢の確認
1.逆性石けんを用いた手指洗浄
誤り。流水と石けん、または擦式アルコール製剤による手指衛生が基本です。
2.エアータオルによる乾燥
誤り。菌の飛散が問題となるため、ペーパータオルが望ましいとされます。
3.クリーン・ニードル・テクニック
正しい。鍼施術における感染防止のための一連の手技と考え方です。
4.抜鍼後消毒綿花の一般廃棄物処理
誤り。血液が付着した綿花は感染性廃棄物として処理します。
覚えるポイント
- クリーン・ニードル・テクニック=手指衛生、皮膚消毒、鍼体に触れない、単回使用、適切な廃棄。
- 手指衛生は流水と石けんまたは擦式アルコール製剤。
- 乾燥はペーパータオルを用いる。
- 使用済み鍼と血液付着物は感染性廃棄物として処理する。