29PM172|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
母指と示指で艾炷を覆い、ゆっくり八分目で消火する灸法はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
灸法の種類を、施灸の仕方と灸痕の有無で区別する問題です。
途中で消火する方法はどれかを考えます。
解説
知熱灸は、比較的大きめの艾炷を立て、患者が熱さを感じた時点、あるいは八分目ほど燃えた時点で指で押し消す方法です。皮膚に灸痕を残さない無痕灸であり、心地よい温熱刺激を与えることを目的とします。問題文の「母指と示指で艾炷を覆い、ゆっくり八分目で消火する」という記述はこれにあたります。
透熱灸は、米粒大や半米粒大の艾炷を皮膚上で最後まで燃焼させる方法で、灸痕(瘢痕)を残す有痕灸です。
焦灼灸は、いぼやたこ、うおのめなどを焼き切る目的で行う灸法で、有痕灸です。
打膿灸は、大きな艾炷で強い熱傷をつくり、膏薬を貼って意図的に化膿させる灸法で、最も強い有痕灸です。
選択肢の確認
1.透熱灸
誤り。艾炷を最後まで燃焼させる有痕灸です。
2.焦灼灸
誤り。組織を焼き切る目的の有痕灸です。
3.打膿灸
誤り。意図的に化膿させる有痕灸です。
4.知熱灸
正しい。熱さを感じた時点で消火する無痕灸です。
覚えるポイント
- 有痕灸=透熱灸、焦灼灸、打膿灸。
- 無痕灸=知熱灸、隔物灸(生姜灸、塩灸、味噌灸、にんにく灸)、温筒灸、艾条灸、灸頭鍼。
- 知熱灸=熱さを感じたところで消火する。
- 施灸部位や患者の状態に応じて灸法を選ぶ。