29PM177|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
有痕灸を避けるべき部位はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
有痕灸を避けるべき部位を問う安全管理の問題です。
灸痕(瘢痕)が残ることが問題となる部位はどこかを考えます。
解説
有痕灸は施灸部に熱傷をつくり、灸痕(瘢痕)を残します。そのため、瘢痕が目立って美容上の問題となる部位、特に顔面部は避けるべきとされます。頬部は顔面の中でも露出する代表的な部位であり、有痕灸を避ける部位として適切です。
このほか避けるべき部位として、粘膜、眼球周囲、外陰部、化膿しやすい部位、知覚が鈍く熱さに気づけない部位、血行障害のある部位、関節の可動部などが挙げられます。
頭頂部、爪根部、胸骨部は、いずれも衣服や頭髪で覆われることが多く、あるいは限局した部位であり、顔面ほど瘢痕が問題となる部位ではありません。ただし、いずれの部位でも熱傷の程度や患者の状態に応じた配慮は必要です。
顔面部に施灸する場合は、知熱灸や温灸など無痕灸を選びます。
選択肢の確認
1.頭頂部
誤り。頭髪で覆われる部位であり、顔面ほど瘢痕が問題になりません。
2.爪根部
誤り。井穴の付近にあたり、限局した部位です。
3.頬部
正しい。顔面の露出部であり、灸痕が残ることが問題となるため有痕灸を避けます。
4.胸骨部
誤り。衣服で覆われる部位です。
覚えるポイント
- 有痕灸を避ける部位=顔面部、粘膜、眼球周囲、外陰部、知覚鈍麻部、血行障害部。
- 顔面には無痕灸(知熱灸、温灸)を選ぶ。
- 糖尿病や末梢循環障害では熱傷が難治化しやすい。
- 施灸後は水疱を破らず清潔を保つ。