29PM94|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
胸中に集まる気について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
宗気の働きを問う問題です。
「胸中に集まる気」という記述から宗気であると判断し、その作用を選びます。
解説
宗気は、脾胃で得られた水穀の精微と、肺が吸い込んだ自然界の清気が合わさって生じ、胸中(膻中)に集まります。
宗気の主な働きは二つあります。一つは呼吸を推動することで、呼吸の力強さや発声の力に関わります。声に力がない、話すのがおっくうといった症状は宗気の不足として理解されます。もう一つは心脈を推動することで、血のめぐりや心拍に関わります。
発育を促すのは**原気(元気)**の働きです。原気は腎に蔵された精から化生され、成長、発育、生殖の原動力となります。
発汗を調整するのは衛気の働きです。衛気は体表をめぐり、腠理の開闔を調節します。
栄養分をもつのは営気です。営気は脈中を行き、血とともに全身を栄養します。
選択肢の確認
1.発育を促す。
誤り。原気(元気)の働きです。
2.発声に関わる。
正しい。宗気は呼吸を推動し、発声の力に関わります。
3.発汗を調整する。
誤り。衛気の働きです。
4.栄養分をもつ。
誤り。営気の働きです。
覚えるポイント
- 宗気=胸中(膻中)に集まり、呼吸と発声、心脈の推動に関わる。
- 原気=腎精由来、成長発育と生殖の原動力、三焦を通じて全身へ。
- 営気=脈中を行き栄養、衛気=脈外を行き防御と体温調節、腠理の開闔。
- 宗気の集まる部位は膻中で、八会穴の気会にあたる。