29PM95|第29回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第29回午後(科目未分類)
津液の停滞による症状はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
津液の失調を、不足によるものと停滞によるものに分ける問題です。
停滞すれば水湿や痰飲となり、あふれ出る症状が現れます。
解説
津液が正常に運ばれず停滞すると、水湿・痰飲となって症状を生じます。代表的なものに、浮腫、身体の重だるさ、下痢(水様便)、痰が多い、めまい、悪心、膩苔などがあります。
下痢は、脾の運化が失調して水湿が腸に停滞することで生じるため、津液の停滞による症状として適切です。
盗汗(寝汗)は、陰液の不足による陰虚の症状であり、停滞ではなく不足によるものです。
口渇は、津液が不足して潤いが足りない状態を示します。停滞ではありません(ただし痰湿があると水を飲みたがらない口渇がみられることもあります)。
しびれは、血虚により筋脈を養えない場合や、瘀血、風邪などで生じるもので、津液の停滞を代表する症状ではありません。
選択肢の確認
1.盗汗
誤り。陰虚(津液・陰液の不足)による症状です。
2.口渇
誤り。津液不足を示す症状です。
3.しびれ
誤り。血虚や瘀血、風邪などで生じます。
4.下痢
正しい。水湿が腸に停滞することで生じ、津液の停滞による症状です。
覚えるポイント
- 津液の停滞=浮腫、重だるさ、下痢、痰、めまい、膩苔。
- 津液の不足=口渇、皮膚や口咽の乾燥、便秘、尿量減少。
- 水湿の停滞には脾の運化が深く関わる(湿は脾を困らす)。
- 痰飲は「怪病は痰による」といわれ、多様な症状を生じる。