2AM71|第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午前(科目未分類)
狭心症で異常を示さない検査はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
狭心症と心筋梗塞の違いを、検査所見から見分ける問題です。狭心症では一過性虚血で心筋壊死を生じないため、逸脱酵素は通常上昇しません。
解説
狭心症では冠血流が一時的に不足して胸痛や心電図変化を生じますが、心筋細胞の壊死には至らないのが原則です。そのため、血中GOT、現在のASTのような心筋逸脱酵素は通常上昇しません。安静時心電図は発作間欠期には正常なこともありますが、発作時や運動負荷では虚血性変化が出現し、冠状動脈造影では狭窄を評価できます。持続する胸痛、冷汗、呼吸困難があれば急性冠症候群を疑い、施術より救急対応を優先します。
選択肢の確認
1.安静時心電図:誤り。安静時心電図は正常なこともありますが、発作時には虚血性変化を示すことがあります。
2.運動負荷心電図:誤り。運動負荷心電図では労作で誘発される心筋虚血を評価できます。
3.冠状動脈造影:誤り。冠状動脈造影では冠動脈の狭窄や閉塞を評価できます。
4.血中GOT:正しい。狭心症では心筋壊死がないため、血中GOTは通常上昇しません。
覚えるポイント
- 狭心症は一過性虚血である。
- 心筋壊死を伴わないため逸脱酵素は通常上がらない。
- 運動負荷心電図は労作性虚血の評価に用いる。
- 長引く胸痛は救急疾患として扱う。