2AM80|第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午前(科目未分類)
L5‐S1 椎間板ヘルニアの所見で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
L5-S1椎間板ヘルニアで障害されやすい神経根と、その筋力・反射・知覚所見を問う問題です。通常はS1神経根障害として整理します。
解説
L5-S1椎間板ヘルニアでは、多くの場合その下を通るS1神経根が圧迫されます。S1障害では坐骨神経に沿う痛み、ラセーグ徴候陽性、アキレス腱反射の低下・消失、足関節底屈を担う腓腹筋・ヒラメ筋の筋力低下がみられます。膝蓋腱反射は主にL2〜L4、とくにL4神経根を反映するため、L5-S1ヘルニアの典型所見ではありません。膀胱直腸障害、会陰部感覚低下、急速な麻痺は馬尾症候群を疑う緊急所見です。
選択肢の確認
1.ラセーグ徴候陽性:正しい所見。S1神経根刺激によりラセーグ徴候が陽性になることがあります。
2.膝蓋腱反射消失:誤り。膝蓋腱反射は主にL4を反映し、L5-S1ヘルニアによるS1障害の典型ではありません。
3.アキレス腱反射消失:正しい所見。S1障害ではアキレス腱反射が低下・消失します。
4.腓腹筋筋力低下:正しい所見。S1支配の腓腹筋などが弱くなり、足関節底屈が低下します。
覚えるポイント
- L5-S1ヘルニアはS1神経根を障害しやすい。
- S1障害ではアキレス腱反射が低下する。
- 腓腹筋筋力低下と底屈障害をみる。
- 膝蓋腱反射は主にL4を反映する。
- 馬尾症候群の所見は緊急である。