2PM108第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)

次の文で示す病証に関係する経絡はどれか。「咳、喘鳴、胸がハリ満ちた感じがあり、上肢の内側に沿った冷えと痛みがある。」

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

症状と上肢の走行から経脈病証を判断する症例問題です。咳・喘鳴・胸満と上肢前内側の症状を肺経に結び付けます。

解説

手の太陰肺経は中焦に起こり、肺に属し、胸部から上肢前内側の橈側を通って母指へ至ります。肺経の病証では咳、喘鳴、胸部の張りや苦しさ、上肢内側の痛み・冷えなどがみられるとされます。本例は呼吸器症状と上肢内側の経路が一致するため肺経病証です。ただし実際に喘鳴や呼吸困難がある場合は、気管支喘息、心不全、アナフィラキシーなどを現代医学的に評価し、重症時は救急対応を優先します。

選択肢の確認

1.手の少陽三焦経:誤り。三焦経は上肢後外側を走り、咳・喘鳴を主徴とする経脈ではありません。
2.手の少陰心経:誤り。心経は腋窩から上肢前内側尺側を走りますが、本例の呼吸器症状は肺経が中心です。
3.手の厥陰心包経:誤り。心包経は胸部から上肢前面中央を走り、胸痛・心悸などと関係します。
4.手の太陰肺経:正しい。肺経は咳・喘鳴・胸満と上肢前内側の冷えや痛みに対応します。

覚えるポイント

  • 肺経は胸部から上肢前内側橈側、母指へ走る。
  • 咳・喘鳴・胸満は肺経病証の代表である。
  • 強い呼吸困難やチアノーゼは施術せず救急対応する。
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