2PM127|第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
次の文で示す患者で末梢神経を直接対象として刺鍼するのに適した経穴はどれか。「48歳の女性。突然前額部に電撃様の痛み発作が数分間続いた。その後もしばしば発作が起こる。」
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
発作性の電撃様前額部痛から三叉神経痛の罹患枝を推定し、その走行に近い経穴を選ぶ症例問題です。
解説
突然の電撃様疼痛を反復する所見は三叉神経痛を示唆します。前額部は三叉神経第1枝である眼神経の領域で、とくに眼窩上神経・滑車上神経が分布します。陽白は足の少陽胆経の経穴で、眉の中央上方にあり、眼窩上神経の走行に近いため選択されます。大迎は下顎神経領域、四白は眼窩下神経領域です。新規の激しい顔面痛では歯科・眼科疾患、帯状疱疹、頭蓋内病変などを鑑別し、眼窩方向への深刺や神経へ強い電撃痛を起こす操作を避けます。
選択肢の確認
1.大迎:誤り。大迎は下顎部にあり、主に三叉神経第3枝領域に近い部位です。
2.四白:誤り。四白は眼窩下孔付近で、三叉神経第2枝の眼窩下神経に近接します。
3.角孫:誤り。角孫は側頭部・耳介上方にあり、前額部の第1枝を直接対象とする部位ではありません。
4.陽白:正しい。陽白は前額部にあり、三叉神経第1枝の眼窩上神経領域に近接します。
覚えるポイント
- 電撃様に反復する顔面痛は三叉神経痛を考える。
- 前額部は三叉神経第1枝の領域である。
- 陽白は眉中央上方で眼窩上神経に近い。
- 眼窩方向への深刺と強い神経刺激を避ける。