2PM128|第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の治療対象とする病証はどれか。「35歳の女性。半年前からめまい、目のかすみ、下肢のしびれ、月経周期の乱れ、月経量の減少がある。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
めまい、目のかすみ、しびれ、月経量減少を、肝血の機能低下へ結び付ける弁証問題です。症状を一つずつ病機に対応させます。
解説
肝は血を蔵し、目を養い、筋を主り、月経とも深く関係します。肝血が不足すると、目が十分に養われず目のかすみやめまいが起こり、筋脈が養われずしびれやこむら返りがみられます。血海が満たされないため月経量が減少し、周期も乱れやすくなります。これらがそろうため肝血虚証です。実際には妊娠、貧血、眼疾患、神経疾患、婦人科疾患などの現代医学的評価も別に行います。
選択肢の確認
1.肝血虚証:正しい。目のかすみ、めまい、しびれ、月経量減少は肝血虚の代表所見です。
2.脾陽虚証:誤り。脾陽虚では冷え、腹部冷痛、未消化便、浮腫などが目立ちます。
3.肺気虚証:誤り。肺気虚では息切れ、弱い声、自汗、易感冒などが中心です。
4.腎陰虚証:誤り。腎陰虚では腰膝酸軟、耳鳴、盗汗、五心煩熱などが中心です。
覚えるポイント
- 肝は血を蔵し、目・筋・月経を養う。
- 肝血虚ではめまい、目のかすみ、しびれ、月経量減少がみられる。
- 弁証と貧血・婦人科疾患などの医学的鑑別を分けて考える。