2PM138第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)

次の文で示す患者の治療として適切でないのはどれか。「主訴は肥満。甘いものや油っこいものを好む。胸のつかえ、口喝、痰が多く暑がりである。」

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

肥満、食習慣、胸のつかえ、口渇、痰、暑がりから病機を組み立て、治法を選ぶ弁証問題です。

解説

甘味・脂っこい食事の過多は脾の運化を損ない、湿が停滞して痰飲を生じやすくします。胸のつかえと痰の多さは痰湿、肥満は湿痰の蓄積、口渇と暑がりは胃熱の存在を示唆します。そのため脾の運化を助け、痰飲を除き、胃熱を清する治法が適します。肺熱を除くことは、咳、黄色痰、咽頭痛など肺熱の主症状が示されていない本例では中心治法になりません。

選択肢の確認

1.肺の熱を除く。:不適切。本例の中心は脾の運化失調、痰湿、胃熱であり、肺熱を清することは主治法ではありません。
2.胃の熱を除く。:適切。口渇と暑がり、脂甘厚味の嗜好から胃熱を清する考えが合います。
3.痰飲を除く。:適切。胸のつかえと痰の多さは痰飲を除く対象です。
4.脾の運化をたすける。:適切。湿痰の根本には脾の運化失調があり、その機能を助けます。

覚えるポイント

  • 脂甘厚味は脾を損ない、湿・痰を生じやすい。
  • 胸悶・多痰は痰湿、口渇・暑がりは熱の手掛かりである。
  • 標治は化痰、本治は健脾として整理する。
  • 肥満の医学的評価と生活習慣改善も別に行う。
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