2PM143|第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
拔鍼が困難な鍼(渋鍼)の周囲に刺鍼して筋肉を弛緩させてから抜鍼する処置法はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
抜鍼しにくくなった渋鍼への対処法を問う問題です。無理に引き抜かず、周囲の筋緊張を緩めるという安全上の原則が重要です。
解説
迎え鍼は、渋鍼となった鍼の周囲に別の鍼を刺し、局所の筋緊張を緩和してから抜鍼する処置法です。渋鍼は、患者の緊張や体動、筋の攣縮、鍼の過度な一方向回旋などによって起こることがあります。
実際の対応では、まず患者を動かさずに安心させ、刺鍼部を弛緩させます。鍼を力任せに引くと、鍼の曲がり・折損や組織損傷につながるため避けます。回旋が原因なら反対方向へ慎重に戻すなど、原因に応じて対処します。抜去できない場合や折鍼が疑われる場合は、無理な操作を中止して適切な医療対応につなげます。
選択肢の確認
1.返し鍼:誤り。返し鍼は渋鍼の周囲へ刺して筋を弛緩させる処置法の名称ではありません。
2.通し鍼:誤り。通し鍼は一つの刺入点から別方向や反対側へ通すように刺す手技を指し、渋鍼の処置ではありません。
3.散鍼:誤り。散鍼は皮膚表面へ散在的に軽い刺激を加える方法であり、渋鍼の抜去処置ではありません。
4.迎え鍼:正しい。迎え鍼は渋鍼の周囲に刺鍼して筋緊張を緩め、抜鍼しやすくする処置法です。
覚えるポイント
- 渋鍼を力任せに抜かない。
- 迎え鍼は周囲の筋を弛緩させて抜鍼を助ける。
- 患者の体動、筋緊張、過度な一方向回旋が渋鍼の原因になり得る。
- 抜去困難や折鍼が疑われる場合は無理な操作を中止する。