2PM144第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)

刺鍼により心拍数は減少する。このメカニズムとして考えられないのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

心拍数を調節する交感神経と副交感神経の作用を問う問題です。心拍数が減る方向と、増える方向を整理します。

解説

一般に、交感神経活動は洞結節の興奮を高めて心拍数を増加させ、副交感神経である迷走神経の活動は心拍数を減少させます。したがって、心拍数の減少を説明できるのは、交感神経機能の低下、副交感神経機能の亢進、またはその両方です。

交感神経機能が亢進し、副交感神経機能が低下する組合せは、いずれも心拍数を増やす方向に働くため、心拍数減少の機序としては考えにくいものです。なお、刺鍼による自律神経反応には刺激条件や個人差があり、常に一定の心拍変化が起こると断定するものではありません。施術中に著しい徐脈、冷汗、意識低下、胸痛などを認めた場合は刺激を中止して全身状態を評価します。

選択肢の確認

1.交感神経機能の低下:正しい。交感神経機能が低下すると洞結節への促進作用が弱まり、心拍数は減少する方向に働きます。
2.副交感神経機能の亢進:正しい。副交感神経機能が亢進すると迷走神経作用が強まり、心拍数は減少する方向に働きます。
3.交感神経機能の亢進と副交感神経機能の低下:誤り。交感神経機能の亢進と副交感神経機能の低下はいずれも心拍数を増加させる方向であり、心拍数減少の説明になりません。
4.交感神経機能の低下と副交感神経機能の亢進:正しい。交感神経機能の低下と副交感神経機能の亢進が同時に起これば、心拍数を減少させる方向に働きます。

覚えるポイント

  • 交感神経は心拍数を増やす方向に働く。
  • 副交感神経は心拍数を減らす方向に働く。
  • 交感神経亢進と副交感神経低下の組合せは心拍数を増やす。
  • 刺鍼時の自律神経反応には個人差がある。
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