2PM146|第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
鍼の雀啄刺激の後、刺激した部位に鈍痛が残った。原因として考えにくいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
雀啄刺激後に残る鈍痛の発生機序を問う問題です。痛みを直接生じさせる神経・化学的機序と、炎症に伴う血管反応を区別します。
解説
雀啄刺激が過剰になると、筋や皮下組織の侵害受容器が興奮し、組織刺激に伴って発痛物質が生じ、刺鍼部に鈍痛が残ることがあります。また、筋・腱などの深部刺激では、固有受容器を含む深部感覚入力が、重だるさや響きとして知覚されることがあります。
血管透過性の亢進は、炎症時に血漿成分が組織へ漏れやすくなる血管反応です。腫脹などには関与しますが、この設問では残存する鈍痛の直接的な原因として最も考えにくいものとされています。強い痛みが続く、皮下出血が拡大する、しびれや筋力低下が出現する場合は、刺激を中止して組織・神経・血管損傷の有無を評価します。
選択肢の確認
1.侵害受容器の興奮:正しい。侵害受容器が機械的刺激で興奮すると、刺激部位の痛みが生じます。
2.発痛物質の出現:正しい。組織刺激により発痛物質が生じると、侵害受容器が興奮または感作され、鈍痛が残ることがあります。
3.血管透過性の亢進:誤り。血管透過性亢進は炎症性の血管反応ですが、この設問では残存する鈍痛の直接的原因として最も考えにくいものです。
4.固有受容器の興奮:正しい。筋・腱への刺激による固有受容器などの深部感覚入力は、重だるい感覚や響きに関係し得ます。
覚えるポイント
- 過剰な雀啄刺激は侵害受容器を興奮させ得る。
- 発痛物質は侵害受容器を興奮・感作する。
- 血管透過性亢進は主に炎症性の血管反応である。
- 持続する強い痛みや神経症状は損傷の可能性を評価する。