2PM150|第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
自律神経について誤っている記述はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
自律神経の節前・節後ニューロンが放出する伝達物質を問う問題です。交感神経と副交感神経の共通点と例外を整理します。
解説
交感神経と副交感神経のいずれも、節前ニューロンの伝達物質はアセチルコリンです。自律神経節の節後ニューロンにあるニコチン性受容体へ作用します。
副交感神経の節後ニューロンもアセチルコリンを放出し、効果器のムスカリン性受容体へ作用します。交感神経の節後ニューロンは多くの場合ノルアドレナリンを放出しますが、汗腺を支配する交感神経節後線維などはアセチルコリンを用いる例外です。アトロピンはムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断し、副交感神経作用を抑えます。
選択肢の確認
1.アトロピンは副交感神経遮断剤である。:正しい。アトロピンはムスカリン性受容体を遮断するため、副交感神経遮断薬として働きます。
2.副交感神経節前ニューロンの伝達物質はアドレナリンである。:誤り。副交感神経節前ニューロンの伝達物質はアドレナリンではなく、アセチルコリンです。
3.交感神経節前ニューロンの伝達物質はアセチルコリンである。:正しい。交感神経節前ニューロンもアセチルコリンを放出します。
4.交感神経節後ニューロンの伝達物質はノルアドレナリンである。:正しい。交感神経節後ニューロンの多くはノルアドレナリンを放出します。ただし汗腺支配などには例外があります。
覚えるポイント
- 自律神経の節前ニューロンは交感・副交感ともアセチルコリン。
- 副交感神経の節後ニューロンもアセチルコリン。
- 交感神経の節後ニューロンは原則ノルアドレナリン。
- 汗腺を支配する交感神経節後線維はアセチルコリンを用いる。
- アトロピンはムスカリン性受容体を遮断する。