2PM158|第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
イボに施灸し組織を破壊する灸法はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
灸法を、その目的と刺激の強さで区別する問題です。温める灸、化膿させる灸、病変組織を焼灼する灸を整理します。
解説
焦灼灸は、いぼや鶏眼などの病変部へ強い熱刺激を加え、組織を焼灼・破壊することを目的とした灸法です。これは歴史的な灸法分類としての説明であり、正常皮膚への一般的な温熱刺激とは性質が異なります。
透熱灸は小さな艾炷を皮膚上で燃焼させて熱を深部へ伝える直接灸です。打膿灸は大きな艾炷で意図的に灸瘡をつくり、化膿を持続させる古典的灸法です。棒灸は棒状にした艾を皮膚から離して温める間接的な方法です。
いぼに見える病変にも悪性腫瘍などの鑑別が必要な場合があります。組織破壊を伴う灸法は熱傷、瘢痕、感染の危険が高いため、国家試験上の分類として理解し、一律に臨床実施を勧めるものではありません。
選択肢の確認
1.透熱灸:誤り。透熱灸は艾炷を皮膚上で燃焼させて熱刺激を与える直接灸ですが、いぼ組織の破壊を主目的とする名称ではありません。
2.打膿灸:誤り。打膿灸は大きな艾炷で灸瘡をつくり、化膿を持続させる古典的灸法です。
3.焦灼灸:正しい。焦灼灸は、いぼなどの病変組織を焼灼して破壊することを目的とした灸法です。
4.棒灸:誤り。棒灸は棒状の艾を皮膚から離して温める方法で、組織破壊を目的としません。
覚えるポイント
- いぼなどを焼灼する灸法は焦灼灸。
- 打膿灸は灸瘡を形成して化膿を持続させる古典的灸法。
- 棒灸は皮膚から離して温める。
- 組織破壊を伴う灸法には熱傷、瘢痕、感染の危険がある。
- 皮膚病変は必要に応じて医療機関で鑑別する。