2PM159第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)

弛緩性便秘に対する施灸の目的とする作用はどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

灸刺激の作用分類と、弛緩性便秘の病態を対応させる問題です。低下した機能を高める目的か、炎症を抑える目的かを見分けます。

解説

弛緩性便秘は、大腸の蠕動運動や腹筋の緊張が低下し、便の移送が遅くなるタイプの便秘です。そのため、施灸では低下した腸管運動を高めることを目的とする「興奮作用」が選ばれます。

誘導作用は、刺激部へ血液を誘導するなど循環を変化させる作用として整理されます。防衛作用は生体防御機能への影響、消炎作用は炎症反応を抑える作用です。血便、発熱、激しい腹痛、嘔吐、著しい腹部膨満、体重減少などがある便秘では、腸閉塞や器質的疾患を考え、施灸より先に医療評価を優先します。

選択肢の確認

1.誘導作用:誤り。誘導作用は主に局所への血流誘導などを指し、弛緩性便秘で低下した腸運動を高める中心的目的ではありません。
2.防衛作用:誤り。防衛作用は生体の防御機能を高める作用として整理され、弛緩性便秘への直接的な目的ではありません。
3.興奮作用:正しい。弛緩性便秘では低下した腸管運動を高める興奮作用を目的とします。
4.消炎作用:誤り。消炎作用は炎症を抑える作用であり、腸管運動低下を主とする弛緩性便秘への中心的目的ではありません。

覚えるポイント

  • 弛緩性便秘は腸管運動や腹筋緊張の低下に関係する。
  • 低下した機能を高めるのは興奮作用。
  • 消炎作用は炎症を抑える作用。
  • 血便、激痛、嘔吐、著しい膨満などは医療評価を優先する。
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