2PM84|第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
急性膵炎で誤っている記述はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
急性膵炎の原因、疼痛の特徴、アミラーゼの変化を問う問題です。急性期には血清・尿中膵酵素が上昇することを押さえます。
解説
急性膵炎は膵酵素が膵内で活性化され、膵組織を自己消化する炎症性疾患です。代表的原因には飲酒と胆石があり、激しい心窩部痛や上腹部痛が背部へ放散し、悪心・嘔吐を伴います。発症早期には血清アミラーゼやリパーゼが上昇し、尿中アミラーゼも上昇しやすいため、「血清アミラーゼ値が下降する」は一般的な急性期所見として誤りです。激痛、持続する嘔吐、ショック徴候がある場合は施術の対象とせず緊急評価を優先します。
選択肢の確認
1.飲酒家に多い。:正しい。大量飲酒は急性膵炎の代表的な原因の一つです。
2.血清アミラーゼ値が下降する。:誤り。急性期には血清アミラーゼは一般に上昇します。経過後に正常化することはありますが、典型的初期所見は上昇です。
3.尿中アミラーゼ値が上昇する。:正しい。尿中アミラーゼも上昇し、血清値より長く高値を示すことがあります。
4.激烈な心窩部痛がある。:正しい。激烈な心窩部痛は急性膵炎の代表症状です。
覚えるポイント
- 急性膵炎の二大原因は飲酒と胆石である。
- 急性期は血清・尿中アミラーゼ上昇を考える。
- 心窩部から背部へ放散する激痛が特徴である。
- 急性腹症を疑う場合は医療評価を優先する。