2PM93|第2回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第2回午後(科目未分類)
脳卒中後片麻痺について正しい記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
脳卒中後片麻痺に起こる二次障害と痙性パターンを問う問題です。廃用、排尿障害、内反尖足、肩関節亜脱臼を整理します。
解説
脳卒中後には麻痺側の不動や荷重減少により廃用性骨粗鬆症が起こり得ます。上位運動ニューロン障害では時間経過とともに痙性が出現し、下肢では足関節底屈・内反が優位となって内反尖足を生じます。排尿障害は病変部位や認知機能、移動能力など多くの因子に関係し、麻痺の程度だけでは決まりません。肩関節亜脱臼は弛緩期の支持不足で起こりやすく、適切な関節可動域訓練は拘縮予防に有用です。ただし麻痺上肢を牽引しないよう注意します。
選択肢の確認
1.片麻痺からは骨粗鬆症にならない。:誤り。麻痺側の不動や荷重不足により廃用性骨粗鬆症が起こり得ます。
2.麻痺の程度と排尿障害の程度とは無関係である。:誤り。排尿障害は脳病変、意識・認知、移動能力などと関係し、麻痺の程度と全く無関係とはいえません。
3.痙性の出現によって内反尖足が起こる。:正しい。痙性により足関節底屈筋・内反筋が優位となり、内反尖足が起こります。
4.関節可動域訓練によって肩関節の亜脱臼が起こりやすい。:誤り。適切な関節可動域訓練そのものが亜脱臼を起こしやすくするわけではありません。誤った牽引操作には注意します。
覚えるポイント
- 脳卒中後は廃用性骨粗鬆症を予防する。
- 痙性下肢では内反尖足が生じやすい。
- 弛緩期の肩を牽引しない。
- ROM訓練は拘縮予防を目的に安全に行う。