30AM23|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
皮膚について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
皮膚の構造と付属器を問う問題です。
表皮の上皮の種類、毛の各部の名称、色素細胞の位置を確認します。
解説
乳腺は、汗腺(アポクリン汗腺)が変化してできた皮膚腺の一種です。皮膚腺には、脂腺、汗腺(エクリン汗腺とアポクリン汗腺)、耳道腺、そして乳腺が含まれます。したがってこの記述が正しくなります。
毛球は、皮膚の中にある毛根の下端の膨らんだ部分です。毛幹は皮膚の表面に出ている部分であり、その下端が毛球なのではありません。毛球の中には毛乳頭が入り込み、毛の成長に必要な栄養を供給します。
表皮は重層扁平上皮で、深い側から基底層、有棘層、顆粒層、(手掌と足底のみ淡明層)、角質層からなります。多列円柱上皮ではありません。
**メラノサイト(色素細胞)**は、表皮の基底層に存在し、メラニンを産生して周囲の角化細胞に受け渡します。真皮にあるのではありません。
選択肢の確認
1.毛幹の下端を毛球という。
誤り。毛球は毛根の下端の膨らんだ部分です。
2.乳腺は皮膚腺の一種である。
正しい。アポクリン汗腺が変化したものとされます。
3.表皮は多列円柱上皮である。
誤り。表皮は重層扁平上皮です。
4.メラノサイトは真皮にある。
誤り。表皮の基底層に存在します。
覚えるポイント
- 皮膚腺=脂腺、エクリン汗腺、アポクリン汗腺、耳道腺、乳腺。
- 表皮は重層扁平上皮、基底層から角質層まで。
- メラノサイトは表皮基底層にある。
- 毛の構造=毛幹(皮膚外)、毛根(皮膚内)、毛球(毛根の下端)、毛乳頭。