30AM27第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)

体温について正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

体温調節と発熱の仕組みを問う問題です。

調節中枢の位置、セットポイントの考え方、感染時の反応を確認します。

解説

体温調節中枢は視床下部(視索前野・前視床下部)にあり、この部には温度の変化に応じて発火頻度を変える温度感受性ニューロン(温ニューロンと冷ニューロン)があります。これらが核心温度の変化を感知し、産熱と放熱を調節します。したがってこの記述が正しくなります。

体温調節中枢は延髄ではありません。延髄にあるのは呼吸中枢や心臓血管中枢です。

細菌感染では、細菌の成分や炎症性サイトカインの作用によりプロスタグランジンE2が産生され、体温調節のセットポイントが上昇します。すると、実際の体温がセットポイントより低い状態になるため、体は寒気を感じ、ふるえや血管収縮によって産熱を促進します。産熱が抑制されるのではありません。

したがって発熱は、セットポイントの下降ではなく上昇によって起こります。解熱期にはセットポイントが下がり、発汗と血管拡張によって放熱が進みます。

選択肢の確認

1.体温調節中枢は延髄にある。
誤り。視床下部にあります。

2.細菌感染では産熱は抑制される。
誤り。セットポイント上昇に伴い産熱は促進されます。

3.セットポイントの下降により発熱が起こる。
誤り。セットポイントの上昇により発熱が起こります。

4.核心温度の変化は温度感受性ニューロンにより感受される
正しい。視床下部の温度感受性ニューロンが核心温度を感知します。

覚えるポイント

  • 体温調節中枢は視床下部
  • 発熱はセットポイントの上昇による。上昇期は悪寒とふるえ、下降期は発汗。
  • 産熱=ふるえ、非ふるえ熱産生、代謝亢進。放熱=血管拡張、発汗。
  • 核心温は一定に保たれ、外殻温は環境の影響を受ける。
30AM2630AM28
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