30AM30|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
脳波について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
脳波の種類と出現する状態を対応させる問題です。
周波数の順序と、どのようなときに現れるかを整理します。
解説
脳波は周波数によって次のように分けられます。
α波は8から13ヘルツで、安静覚醒で閉眼している状態に、主に後頭部で現れます。開眼すると抑制されてβ波に置き換わります(α波阻止)。したがってこの記述が正しくなります。
β波は14ヘルツ以上で、α波より周波数が高い波です。開眼時、精神活動時、緊張時に現れます。低いのではありません。
δ波は0.5から3ヘルツの遅い波(徐波)で、深睡眠時や乳幼児、脳の重い障害時に現れます。運動時に多く現れるものではありません。
深睡眠時には、δ波を主体とする高振幅徐波が現れます。脳波が平坦になるのは脳死などの重篤な状態であり、正常な睡眠では平坦になりません。
なお、θ波は4から7ヘルツで、まどろみや浅い睡眠でみられます。
選択肢の確認
1.α波は安静覚醒閉眼時に現れる。
正しい。後頭部優位に現れ、開眼で抑制されます。
2.β波はα波より周波数が低い。
誤り。β波のほうが周波数は高くなります。
3.δ波は運動時に多く現れる。
誤り。深睡眠時に現れる徐波です。
4.深睡眠時には脳波は平坦となる。
誤り。高振幅のδ波が現れます。平坦化は脳死などの状態です。
覚えるポイント
- 周波数の順=δ(0.5〜3)<θ(4〜7)<α(8〜13)<β(14以上)。
- α波=安静覚醒閉眼時、後頭部優位。開眼で抑制される。
- δ波=深睡眠、θ波=まどろみ、β波=覚醒時の精神活動。
- レム睡眠では脳波は覚醒時に近く、骨格筋の緊張は低下する。