30AM37|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
抗原提示細胞はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
抗原提示細胞を選ぶ問題です。
取り込んだ抗原の情報をT細胞に伝える細胞はどれかを考えます。
解説
マクロファージは、単球が組織へ移行して分化した細胞で、異物や病原体、壊死組織を貪食するとともに、その断片を主要組織適合抗原(MHCクラスII)に載せてヘルパーT細胞に提示します。したがって代表的な抗原提示細胞です。
抗原提示細胞にはほかに、最も強力な提示能をもつ樹状細胞、そしてB細胞があります。
NK細胞は自然免疫を担うリンパ球で、あらかじめの感作なしにウイルス感染細胞や腫瘍細胞を直接傷害します。抗原提示は行いません。
好酸球は寄生虫感染やI型アレルギーで増加する白血球で、抗原提示細胞ではありません。
Tリンパ球は、抗原提示を受ける側の細胞です。ヘルパーT細胞は提示された情報をもとにサイトカインを放出し、免疫応答を調節します。
選択肢の確認
1.NK細胞
誤り。自然免疫を担い、感染細胞や腫瘍細胞を直接傷害します。
2.好酸球
誤り。寄生虫感染やアレルギーに関わる白血球です。
3.Tリンパ球
誤り。抗原提示を受ける側の細胞です。
4.マクロファージ
正しい。貪食と抗原提示を担う代表的な細胞です。
覚えるポイント
- 抗原提示細胞=樹状細胞、マクロファージ、B細胞。
- 樹状細胞は最も強力な抗原提示細胞。
- NK細胞は自然免疫、感作不要で標的細胞を傷害する。
- 抗体を産生するのは形質細胞(B細胞由来)。