30AM39|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
脳性麻痺で、はさみ脚歩行を呈するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
脳性麻痺の病型と特徴的な歩行を対応させる問題です。
はさみ脚歩行がどの筋緊張の異常によるかを考えます。
解説
痙直型は脳性麻痺の中で最も多い病型で、錐体路の障害により筋緊張が亢進(痙縮)します。特に股関節の内転筋群の緊張が強いと、歩行時に両膝が交差するように内側に寄り、**はさみ脚歩行(交叉歩行)**を呈します。また、下腿三頭筋の緊張により尖足歩行を伴うことも多くみられます。
失調型は小脳の障害によるもので、平衡障害、動揺性の歩行、測定異常、企図振戦が特徴です。
**非緊張型(低緊張型)**は筋緊張が低下した状態で、姿勢の保持が難しくなります。
アテトーゼ型は大脳基底核の障害によるもので、意図しないゆっくりとしたくねるような不随意運動(アテトーゼ)が特徴です。姿勢や動作のたびに不随意運動が現れ、随意運動が妨げられます。
選択肢の確認
1.痙直型
正しい。内転筋群の痙縮により、はさみ脚歩行を呈します。
2.失調型
誤り。小脳障害による動揺性の歩行が特徴です。
3.非緊張型
誤り。筋緊張が低下し、姿勢保持が困難になります。
4.アテトーゼ型
誤り。不随意運動が主体で、はさみ脚歩行は特徴ではありません。
覚えるポイント
- 痙直型=最も多い病型、筋緊張亢進、はさみ脚歩行、尖足歩行、腱反射亢進。
- アテトーゼ型=不随意運動、大脳基底核の障害。
- 失調型=小脳の障害、動揺性歩行。
- 病変は非進行性だが、拘縮や変形は進行しうる。