30AM40|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
対光反射の遠心路はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
対光反射の経路を問う問題です。
求心路と遠心路をそれぞれどの神経が担うかを区別します。
解説
対光反射は、光が網膜に当たると瞳孔が縮小する反射です。
求心路は視神経です。網膜からの情報が視神経、視交叉、視索を経て中脳の視蓋前域に伝わります。
遠心路は動眼神経です。視蓋前域から両側の動眼神経副核(エディンガー・ウェストファル核)に情報が伝わり、そこから出た副交感神経線維が動眼神経に含まれて眼窩に入り、毛様体神経節でニューロンを換えて瞳孔括約筋を収縮させます。したがって遠心路は動眼神経です。
なお、片眼に光を当てると同側の瞳孔が縮む反応を直接対光反射、反対側の瞳孔も縮む反応を間接対光反射といい、両側の副核に情報が伝わるために起こります。
三叉神経は顔面の知覚と咀嚼筋の運動、外転神経は外側直筋、顔面神経は表情筋と涙腺・唾液腺の分泌などを担い、いずれも瞳孔の縮小には関与しません。
選択肢の確認
1.動眼神経
正しい。副交感神経線維が瞳孔括約筋を収縮させます。
2.三叉神経
誤り。顔面の知覚と咀嚼筋を支配します。
3.外転神経
誤り。外側直筋を支配する眼球運動の神経です。
4.顔面神経
誤り。表情筋と分泌腺を支配します。
覚えるポイント
- 対光反射=求心路は視神経、遠心路は動眼神経。
- 効果器は瞳孔括約筋(副交感神経支配)。散瞳は交感神経による瞳孔散大筋。
- 直接対光反射と間接対光反射がある。
- 対光反射は脳幹機能の評価に用いられる。