30AM44|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
呼吸器症状について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
呼吸器症状についての基本的な理解を問う問題です。
胸痛の原因、喘息の日内変動、咳の分類、呼吸困難の性質を確認します。
解説
気胸では、肺の一部が破れて空気が胸腔に漏れることで、突然の胸痛と呼吸困難が生じます。したがってこの記述が正しくなります。緊張性気胸に進むと循環虚脱をきたす緊急事態となるため、突然の胸痛と呼吸困難は速やかな受診が必要です。
気管支喘息の咳や発作は、夜間から早朝にかけて多くなります。副交感神経優位、気道分泌の増加、体内リズム、アレルゲンへの曝露などが関与します。昼間に多いのではありません。
痰を伴わない咳は乾性咳嗽です。痰を伴う咳が湿性咳嗽であり、記述が逆になっています。
呼吸困難は「息が苦しい」という主観的な感覚であり、動脈血酸素飽和度などの客観的な数値と必ずしも一致しません。飽和度が正常でも、過換気症候群、貧血、心因性の要因などにより呼吸困難を訴えることがあります。
選択肢の確認
1.気胸は胸痛の原因となる。
正しい。突然の胸痛と呼吸困難で発症します。
2.喘息による咳は昼間に多い。
誤り。夜間から早朝にかけて多くなります。
3.痰を伴わない咳を湿性咳嗽という。
誤り。痰を伴わない咳は乾性咳嗽です。
4.動脈血酸素飽和度が正常であれば呼吸困難は呈さない。
誤り。呼吸困難は主観的な感覚で、数値と一致しないことがあります。
覚えるポイント
- 気胸=突然の胸痛と呼吸困難、患側呼吸音の減弱、やせ型の若い男性に多い。
- 気管支喘息の発作は夜間から早朝に多い。
- 乾性咳嗽=痰を伴わない、湿性咳嗽=痰を伴う。
- 呼吸困難は主観的症状であり、客観的指標と併せて評価する。