30AM46|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
意識障害で最も重いのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
意識障害の深さを比べる問題です。
刺激に対する反応の程度で順序を判断します。
解説
意識障害は、覚醒の程度によって次の順に深くなります。
傾眠は、放っておくと眠るが、呼びかけなど軽い刺激で容易に覚醒する状態です。
嗜眠は、傾眠より深く、強い刺激を加えないと覚醒せず、覚醒しても反応が乏しい状態です。
昏迷は、強い刺激でようやく反応する状態で、簡単な命令にも応じられないことがあります。
昏睡は、いかなる刺激にも反応しない最も深い意識障害です。自発運動はなく、痛み刺激にも反応せず、さらに深くなると腱反射や対光反射も消失します。したがって最も重いのは昏睡です。
意識レベルの評価には、ジャパン・コーマ・スケール(JCS)やグラスゴー・コーマ・スケール(GCS)が用いられます。JCSでは、覚醒している状態が1桁、刺激で覚醒する状態が2桁、刺激で覚醒しない状態が3桁で表されます。
選択肢の確認
1.昏迷
誤り。強い刺激でようやく反応する状態で、昏睡より浅い障害です。
2.傾眠
誤り。軽い刺激で容易に覚醒する、最も浅い段階です。
3.昏睡
正しい。いかなる刺激にも反応しない最も深い意識障害です。
4.嗜眠
誤り。傾眠より深いものの、昏睡ほどではありません。
覚えるポイント
- 深さの順=傾眠→嗜眠→昏迷→半昏睡→昏睡。
- JCS=1桁(覚醒している)、2桁(刺激で覚醒)、3桁(覚醒しない)。
- 意識障害をみたら、血糖、酸素、循環、頭蓋内病変を考える。
- 意識障害に麻痺や頭痛、嘔吐を伴う場合は緊急性が高い。