30AM48|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
めまいをきたす疾患はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
めまいをきたす疾患を選ぶ問題です。
内耳や前庭系の障害によるものを見分けます。
解説
メニエール病は、内リンパ水腫を病態とする内耳の疾患で、反復する回転性めまい、難聴、耳鳴、耳閉感を特徴とします。発作は数十分から数時間続き、繰り返すうちに聴力が低下することがあります。めまいをきたす代表的な疾患です。
パーキンソン病は、中脳黒質のドパミン神経細胞の変性による神経変性疾患で、安静時振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害が四大症状です。姿勢反射障害による転倒はありますが、回転性めまいを主症状とする疾患ではありません。
クッシング病は、下垂体の腫瘍によるコルチゾール過剰の状態で、中心性肥満、満月様顔貌、高血圧、耐糖能異常などが特徴です。
ウィルソン病は、銅の代謝異常により肝臓や脳の基底核に銅が蓄積する常染色体潜性遺伝の疾患で、肝障害、錐体外路症状、角膜のカイザー・フライシャー輪が特徴です。
選択肢の確認
1.メニエール病
正しい。反復する回転性めまいに難聴、耳鳴、耳閉感を伴います。
2.パーキンソン病
誤り。振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害が主症状です。
3.クッシング病
誤り。中心性肥満、満月様顔貌、高血圧などが特徴です。
4.ウィルソン病
誤り。銅の蓄積による肝障害と錐体外路症状が特徴です。
覚えるポイント
- メニエール病=反復する回転性めまい+難聴・耳鳴・耳閉感。
- 良性発作性頭位めまい症=頭位変換で誘発、短時間、難聴なし。
- 中枢性めまい=構音障害、複視、麻痺、失調を伴い緊急性が高い。
- 貧血や起立性低血圧では浮動性のふらつきが主体となる。