30AM5|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
疾病予防について、ハイリスクアプローチはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチを区別する問題です。
対象が「危険の高い個人」か「集団全体」かで判断します。
解説
ハイリスクアプローチは、疾病の危険が高い人を選び出し、その人たちに集中的に働きかける方法です。喫煙者に対する禁煙指導は、喫煙という危険因子をもつ人に絞った介入であり、これに当たります。効果が本人に実感されやすく、費用対効果が高い一方、集団全体の危険度を下げる効果は限られます。
ポピュレーションアプローチは、集団全体に働きかけて、集団全体の危険度をわずかずつ下げる方法です。受動喫煙を減らすための法整備、食習慣改善のための広報活動、市民対象のウォーキング大会は、いずれも対象を絞らず集団全体に働きかけるもので、これに当たります。個々への効果は小さくても、集団全体では大きな効果を生みます。
両者は対立するものではなく、組み合わせて用いることが有効とされています。
選択肢の確認
1.受動喫煙を減らすための法整備
誤り。集団全体を対象とするポピュレーションアプローチです。
2.食習慣改善のための広報活動
誤り。集団全体への働きかけです。
3.市民対象のウォーキング大会の実施
誤り。市民全体を対象とする取り組みです。
4.喫煙者に対する禁煙指導の実施
正しい。危険因子をもつ人に絞った介入であり、ハイリスクアプローチです。
覚えるポイント
- ハイリスクアプローチ=危険の高い個人に集中的に介入する。
- ポピュレーションアプローチ=集団全体に働きかけ、全体の危険度を下げる。
- 両者を組み合わせることが効果的とされる。
- 特定保健指導はハイリスクアプローチの代表例。