30AM53第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)

筋萎縮性側索硬化症によくみられるのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

**筋萎縮性側索硬化症(ALS)**でみられる所見と、みられにくい所見を区別する問題です。

下位運動ニューロン障害の徴候を思い出します。

解説

**筋線維束性れん縮(線維束性収縮)**は、下位運動ニューロンが変性する過程で、運動単位が自発的に興奮して筋の一部がぴくぴくと動く現象です。ALSでは下位運動ニューロンが障害されるため、この所見が高頻度にみられます。舌や上肢の筋でよく観察されます。したがってこれが正答です。

ALSでは、上位運動ニューロン障害による腱反射亢進と病的反射、下位運動ニューロン障害による筋萎縮、筋力低下、線維束性収縮が同時にみられるのが特徴です。

一方、ALSでは感覚障害、眼球運動障害、膀胱直腸障害、褥瘡の四つは比較的保たれ、**陰性徴候(四大陰性徴候)**として知られています。運動ニューロンが選択的に侵され、感覚神経、自律神経、外眼筋の運動ニューロンは比較的障害されにくいためです。

選択肢の確認

1.感覚障害
誤り。陰性徴候の一つで、比較的保たれます。

2.眼球運動障害
誤り。外眼筋は比較的保たれます。

3.膀胱直腸障害
誤り。自律神経は比較的保たれます。

4.筋線維束性れん縮
正しい。下位運動ニューロン障害を示す代表的な所見です。

覚えるポイント

  • ALS=上位と下位の運動ニューロンがともに障害される。
  • 陽性所見=筋萎縮、筋力低下、線維束性収縮、腱反射亢進、病的反射、球麻痺。
  • 四大陰性徴候=眼球運動障害、膀胱直腸障害、褥瘡、感覚障害
  • 経過中は嚥下障害と呼吸筋麻痺への対応が重要となる。
30AM5230AM54
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