30AM54|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
パーキンソン病で振戦が最も起こりやすいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
振戦の種類を区別する問題です。
いつ強くなるかで、安静時振戦、姿勢時振戦、企図振戦を見分けます。
解説
パーキンソン病の振戦は安静時振戦であり、じっとしているとき、力を抜いているときに最も強く現れます。1秒あたり4から6回程度の比較的ゆっくりした振戦で、指を丸薬を丸めるように動かす様子から丸薬丸め様振戦とも呼ばれます。片側から始まることが多く、随意運動を始めると軽減するのが特徴です。したがって正答は2です。
字を書くときや何か物を取ろうとするときに強くなるのは、目標に近づくにつれて振れ幅が大きくなる企図振戦で、小脳の障害でみられます。
からだの前で手を保持するときに現れるのは姿勢時振戦で、本態性振戦や甲状腺機能亢進症、生理的振戦の増強などでみられます。
このように、振戦は「安静時か、姿勢保持時か、運動時か」で分類すると整理しやすくなります。
選択肢の確認
1.字を書くとき
誤り。運動時に強まるのは企図振戦や姿勢時振戦の特徴です。
2.じっとしているとき
正しい。パーキンソン病の安静時振戦の特徴です。
3.何か物を取ろうとするとき
誤り。企図振戦の特徴で、小脳障害でみられます。
4.からだの前で手を保持するとき
誤り。姿勢時振戦の特徴で、本態性振戦などでみられます。
覚えるポイント
- 安静時振戦=パーキンソン病、随意運動で軽減、丸薬丸め様。
- 企図振戦=小脳障害、目標に近づくと増強。
- 姿勢時振戦=本態性振戦、甲状腺機能亢進症。
- パーキンソン病の四大症状=安静時振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害。