30AM59|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
非結核性抗酸菌症について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
非結核性抗酸菌症の特徴を問う問題です。
結核との違いを対比して覚えることが要点です。
解説
非結核性抗酸菌症は、土壌や水回りなど環境中に存在する抗酸菌(マック菌などのマイコバクテリウム・アビウム・コンプレックスが代表)による感染症です。
治療は難治性で、複数の薬剤を長期間併用しても完全に除菌できないことが多く、再燃を繰り返します。したがってこの記述が正しくなります。
疫学的には、中高年の非喫煙女性に多い病型(結節・気管支拡張型)が知られており、男性に多いとは言えません。
最も重要な結核との違いは、人から人へは感染しないという点です。したがって感染症法上の就業制限や隔離の対象にはなりません。
治療としては、薬物療法で改善しない場合や、病変が一側の限られた範囲にとどまる場合には、肺切除が検討されることがあります。対象とならないわけではありません。
選択肢の確認
1.男性に多い。
誤り。中高年の非喫煙女性に多い病型が知られています。
2.人から人へ感染する。
誤り。環境中の菌による感染で、人から人へは感染しません。
3.難治性である。
正しい。長期の多剤併用でも除菌が難しく、再燃しやすい疾患です。
4.肺切除の対象とはならない。
誤り。病変が限局する場合などには外科治療が検討されます。
覚えるポイント
- 非結核性抗酸菌症=環境由来、人から人へ感染しない、難治性。
- 結核との違い=感染性の有無、就業制限の有無。
- 中高年の非喫煙女性に多い病型がある。
- 結核は空気感染し、多剤併用による長期治療が原則。