30AM62|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
我が国における後天性失明の原因で最も多いのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
日本における中途失明の原因の順位を問う問題です。
治療で視力が回復する疾患か、進行すると戻らない疾患かが分かれ目になります。
解説
日本の後天性(中途)失明の原因として最も多いのは緑内障です。緑内障は視神経が障害されて視野が徐々に欠けていく疾患で、周辺部から視野が欠けるため自覚症状に乏しく、進行してから気づかれることが多い点が問題です。いったん失われた視野は回復しないため、早期発見と眼圧管理が重要になります。40歳以上での有病率が高く、定期的な眼科検診が勧められます。
加齢黄斑変性症も失明原因の上位を占め、中心暗点と変視症が早期から現れます。
白内障は水晶体の混濁ですが、手術によって視力の回復が期待できるため、日本では失明原因の上位にはなりません。
網膜剥離も失明の原因となりますが、早期の手術で回復が見込めるため、頻度としては緑内障には及びません。
このほか、糖尿病網膜症や網膜色素変性症も主要な失明原因として挙げられます。
選択肢の確認
1.加齢黄斑変性症
誤り。上位を占めますが、最多ではありません。
2.白内障
誤り。手術による視力回復が期待でき、失明原因の上位ではありません。
3.網膜剥離
誤り。早期手術で回復が見込めます。
4.緑内障
正しい。日本の中途失明原因の第1位です。
覚えるポイント
- 日本の中途失明原因の第1位は緑内障。
- 緑内障=周辺視野から欠ける、自覚症状に乏しい、失われた視野は戻らない。
- 40歳以上では定期的な眼科検診が推奨される。
- 他の主要原因=糖尿病網膜症、網膜色素変性症、加齢黄斑変性症。