30AM65|第30回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第30回午前(科目未分類)
感染症と媒介生物の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
**感染症と媒介生物(ベクター)**の対応を問う問題です。
節足動物が媒介するものと、動物の糞便などから経口感染するものを区別します。
解説
デング熱は、蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)によって媒介されるウイルス感染症です。発熱、頭痛、関節痛、発疹を生じ、感染症法では四類感染症に分類されます。したがってこの組合せが正しくなります。
発疹チフスは、リケッチアによる感染症で、媒介するのは**シラミ(コロモジラミ)**です。ダニではありません。ダニが媒介するのは、つつが虫病、日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ライム病などです。
トキソプラズマ症は原虫による感染症で、ネコの糞便中のオーシストや、加熱不十分な食肉を介して経口感染します。シラミが媒介するものではありません。妊娠中の初感染では胎児に影響が及ぶため注意が必要です。
日本脳炎は、**コガタアカイエカ(蚊)**によって媒介され、ブタが増幅動物となります。ネズミではありません。
選択肢の確認
1.発疹チフス-ダニ
誤り。発疹チフスはシラミが媒介します。
2.トキソプラズマ症-シラミ
誤り。ネコの糞便や加熱不十分な食肉を介した経口感染です。
3.デング熱-蚊
正しい。ネッタイシマカやヒトスジシマカが媒介します。
4.日本脳炎-ネズミ
誤り。コガタアカイエカ(蚊)が媒介します。
覚えるポイント
- 蚊=デング熱、日本脳炎、マラリア、黄熱、ジカウイルス感染症、フィラリア症。
- ダニ=つつが虫病、日本紅斑熱、SFTS、ライム病。
- シラミ=発疹チフス、回帰熱。
- ネズミ=レプトスピラ症、腎症候性出血熱。